センター概要

ご挨拶 GREETING

宮崎 滋

当センターの健診は、1939年に結核予防会が設立されて以来、当時国民病と言われた結核の予防のために始まった結核検診に源を発します。その後、生活習慣病予防健診を加え、現在の健診体制を整えました。その間、国民病と言われる疾患は結核からがんや糖尿病に代表される生活習慣病に変わりましたが、当センターでは、受診される皆様の健康維持、増進のお役に立つよう努力を続けてまいりました。これからもその決意は変わりません。
当センターでは、下記をモットーに、職員一同皆様に最適の健診を受けて頂くために努力を続けております。
是非、当センターの健診を受けご自身の健康を顧みる機会としてご利用いただき、健やかな毎日をお過ごしいただけるよう、職員一同心よりご支援致したいと存じます。

科学的に信頼できる正確なデータを提供します

健診は健康な方に病気が始まっていないか、起こりそうにないかを調べるのも重要なので、当センターは科学的、医学的なエビデンスに基づいて検査を行い、判定し、その結果をお伝えしています。

心のこもった質の高いサービスで接します

健診を受ける際に、もし結果が異常だったらと不安をお持ちの方や、忙しい仕事の合間にいらした方もおられると思います。当センターでは受診される皆様に心地よく健診を受けて頂くために、心のこもった質の高いサービスで接しています。

健康維持、増進に役立つ情報を提供します

健診は検査結果を持ち帰るだけの場ではありません。当センターは健診結果から皆様の健康維持、増進に役立つ情報を提供いたします。

お一人お一人の健診結果に合わせた丁寧な指導を行います

お一人お一人の検査結果を精確に読み取り、お一人お一人の健康状態に適切な健康指導を丁寧に行います。

医療知識、健診技術を高めるため努力を重ねます

皆様に最適な健診をご提供できるよう、当センター職員は平素より医療知識、健診のスキルを高めるために研鑽を続けています。

個人情報を守りコンプライアンス遵守を徹底します

健診結果は皆様の最高の個人情報です。個人情報を守るためコンプライアンス遵守をセンター挙げて徹底いたします。

今後とも、皆様の健康維持、健康増進の一助となるような健診を行ってまいりますので、是非当センターの健診をご利用、ご活用頂きますようお願いいたします。

2021年4月
結核予防会 総合健診推進センター
所長宮崎 滋

事業理念

集団検診発祥の地、第一健康相談所の伝統を受け継いで、最高の診療と健診、保健指導を提供します。
たゆまず改善と研究に取り組み、国民の健康増進に貢献します。

基本方針

  1. 精度の高いサービスを提供します
  2. 心温かく接します
  3. お待たせしないよう努力します
  4. わかりやすい結果説明をします
  5. 保健指導を行い生活習慣の改善を支援します
  6. プライバシーを守ります

沿革 HISTORY

昭和14年
皇后陛下の御礼旨及び御下賜金をもとに財団法人結核予防会設立
昭和15年
第一生命の創立者矢野恒太氏の御寄付をもって現在地に第一健康相談所開設
昭和22年
結核研究所付属相談所として戦後、診療・健診を再開
昭和25年
戦後肺結核の激増に伴い年間外来受診者20万人を超える。結核の集団健診受診者50万人に達す
昭和37年
循環器科を併設
昭和45年
消化器科を併設
昭和50年
水道橋ビル新築落成、第一健康相談所付属総合健診センターとして発足
昭和50年
都立高校生及び教職員の呼吸器・循環器・消化器・心臓・腎臓健診受託
昭和50〜59年
自動車振興会・船舶振興会の補助助成によって自動化医療機器、コンピュータを含む医用システムを導入
昭和52年
日本病院会より優良自動化健診施設の指定を受ける
東京都結核管理健診センター及び同公害被害補償健診センターを受託
平成7年
水道橋ビル3階をドック専用施設に改装
平成13年
呼吸器科改修
平成17~19年
結核予防会支部の保健師を当所に集めた中央研修が開始され、高品質な特定保健指導を実施できる保健師の養成を行う
平成18年
社団法人日本人間ドック学会「人間ドック・健診施設機能評価」の認定施設となる
平成19年
ネットワーク健診事業開始
特定保健指導モデル実施
平成20年
特定保健指導事業開始
糖尿病・循環器外来での保健指導事業開始
平成21年
2階、3階改修
平成23年
広域支援事業として、「福島県県民健康調査」等開始
平成24年
読影事業開始
平成27年
「総合健診推進センター」に名称変更