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2025年 07月 03日 BLOG

ネットワーク健診とは

 ネットワーク健診とは、全国1200以上の当会の提携医療機関にて健康診断を受診していただくことで、健診結果データの統一、健診結果票と書類の送付、請求支払業務の一本化をサービスとしてご提供する事業です。本日のブログでは、それぞれのサービスについて簡単にご説明いたします。

 

 まずは、健診結果データの統一についてです。各医療機関の健診結果データや健診結果票において、下記のように、まったく様式が統一されていないのが現状です。

 

 ・身体測定結果について、ある医療機関においては「身長、体重、腹囲、BMI」の順だが、別の医療機関では「身長、体重、BMI、腹囲」の順である。

 ・尿糖の検査結果について、ある医療機関においては尿蛋白や尿潜血と並べているが、別の医療機関では糖尿病関係の項目ということで血糖値の検査結果と並べてい  る。

 ・白血球数の検査結果について、ある医療機関においては「1マイクロリットルあたり」の数を報告しているが、別の医療機関では「0.01マイクロリットルあたり」の数を報告している。

 ・血色素量の検査結果について、ある医療機関においては「血色素量」として報告しているが、別の医療機関では「ヘモグロビン濃度」として報告し、さらに別の医療機関では「Hb値」として報告している。

 

 ネットワーク健診においては、このように各医療機関によって異なる様式の健康診断結果を当会で集約し、統合したデータを企業様に納品いたします。なお、納品する際のデータにつきましてはご指定いただいたフォーマットにて対応いたしますので、企業様で従来使用されていた様式に合わせることも可能です。

 

  厚生労働省が出している「健康診断に基づき事業所が講ずべき措置に関する方針」によると、従業員の健診後の再検査・精密検査の受診勧奨は事業所の努力義務とされています。 必ずしも行わなければならないと義務付けられているわけではありませんが、可能な限り積極的な受診を促すことが望ましいと言えるでしょう。

当会においては、健康診断を開始する前にご依頼いただければ、「受診勧奨を必要とした方」など特定の受診者様をピックアップして報告することも可能ですので、お気軽にご相談ください。

 

最後に、請求支払業務の一本化についてです。健診結果の様式が異なるように、各医療機関の請求書の様式もまったく統一されておりません。また、従業員様が受診される医療機関が増えれば、各医療機関への清算作業も比例して増えていきます。

ネットワーク健診においては、当会が各医療機関への支払業務を代行し、企業様に一括でご請求いたします。煩雑な細かい支払業務を当会にお任せいただく上、健康診断に関する請求書の様式が当会のものに統一されるため管理も容易となり、ご担当者様の負担が大幅に軽減されます。

 

 

 全国各地どこで受診された場合でも、また前年度と異なる医療機関で受診された場合でも、上記のサービスをご提供いたしますので、全国に事業所が点在している場合や店舗異動が頻繁な場合において、特に大きなメリットを発揮します。

 

 

 ネットワーク健診に関してのお問合せ・資料請求は、こちらまでよろしくお願いいたします。

 お問い合わせフォーム:https://www.ichiken.org/contact/

 電話番号:03-3292-9256(統括事業部ネットワーク事業課)