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2022年 09月 03日 BLOG

乳房超音波検査とは

胸に異常を感じたことはありますか?

しこりや胸の皮膚にくぼみがある、乳頭から分泌物が出るなど、気になる症状があれば乳房超音波検査を受けてみてください。

 

ところで乳房超音波検査はどういう検査かご存じですか?

乳房超音波検査とは乳房に専用のゼリーを塗り、超音波を出す探触子を乳房に当て、乳房内の組織から戻ってきた情報をモニターに映して異常がないかを見る検査です。検査時間は人によって異なりますが、だいたい10分前後で終了します。

 

検査で何が分かるの?

触っても分からないくらい小さなしこりを発見し、しこりの状態(形や大きさ、内部の様子等)を観察することができます。みつかるものとしては、乳がんのように悪性のものや、のう胞、線維腺腫などの良性のものも見つかります。乳房をエコーでみると下の写真のように写ります。乳がんは乳腺の層(白っぽくうつっている層)から発生します。この層を中心に全体を観察して病変を探します。

超音波検査は痛みを伴わない検査なので、自覚症状がないから、若いから大丈夫と思わず、一度検査を受けてみてください。 超音波検査は妊婦さんの検査で行うのと同じ方法なので、妊娠中や授乳中でも基本的に誰でも受けて頂けます。

乳房超音波検査は女性技師が担当しますので、気になる方は是非、検査を受けてみてください。

 

臨床検査科